昨年の11月13日に行われた「臨床工学技士100カイギ Vol.20」におきまして
”「病院のお父さん」と呼ばれる臨床工学技士の生き様”と言うタイトルでお
話しさせて頂きました。
小児専門の臨床工学技士として37年
がむしゃらに働いてきたことを
何故、こんな人生になったのかなと振り返ってみました
大変良い機会を頂きました。
YouTubeにフルムービーが公開になりました。
臨床工学技士100人カイギのホームページにて
元山明子様にご紹介文を書いて頂きました。 ありがとうございました。
松井先生のお話、冒頭から引き込まれます。
「人は僕のことを変人と言うけれど、患者さんを抱っこするのが大好きで、臨床大好き・患者さん大好きな、ただただ普通の臨床工学技士と自分では思っている。」
本当に普通の臨床工学技士でしょうか?
そんな松井先生、幼少期に臨床工学技士に密接に関わるご病気で手術を受けられています。
ご病気のこともあり「夢」とは無縁の幼少期~青年期を送られ、やりたいことが分からず医療機器の専門学校に入学。
その後、埼玉県立小児医療センターに就職、ここで恩志と出会い患者さんを診ることを学びました。そのころから松井先生は患者さんを診ることで分かる、興味と疑問と創造の日々を送られ、楽しく働かれていたそうです。
日々の業務では前例がなく、全てご自身で構築していかれたそうです。
まさに新生児医療のパイオニアCE!!
学会発表・学術論文・依頼原稿・講演・シンポジウムの数は桁外れの実績です。何故?それらを続けてきたのか。
「医療者には患者さんが医療者に命がけで教えてくれた経験を伝える責務がある。そして活字にして後世に残す使命がある。これが医療者として患者さんに対する感謝の意である」
患者さんを大切にしたい その想いが常に松井先生を患者さんのところに導きます。
「病院のお父さん」と呼ばれるようになったのはそんな松井先生のお姿を見てこられた方々からの本音です。
先進的なことに常に目を向け「アウトサイダーとアウトローは紙一重」世の中は不条理で社会は理不尽だと感じることもあったそうですが、何度も這い上がる負けず嫌いな人生であったと振り返られています。
他の顔として書家・蘇生インストラクター・医工連携コーディネーターをなされていますが、どれもプロ並みの腕前。松井先生の天性の才能が伺えます。
人は未完成だからこそ可能性がある 「無限の可能性」がいつまでも心にあるとおっしゃっています。
そして、最後に患者さんからの宝物のご紹介があります。皆さんに感動の波が訪れることでしょう。
By 元山明子
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