top of page
検索
執筆者の写真akira matsui

涙が止まらず一気読み~ファシリティ―ドッグ・ベイリーに癒されて~

神奈川県立こども医療センターの初出勤して

事務室で使用してよいよ~と案内された机に向かう途中

病院長と書かれた部屋の中にベイリーがいた

病院長室からちらりと新入りの様子を寝ころびながら伺っているベイリー


ファシリティドッグが静岡県立こども医療センターで日本で初めて導入され

その名前がベイリーと言うことは知っていた

神奈川県立こども医療センターにもファシリティドッグがいることも知っていたが

そのファシリティドッグがベイリーだと知ったのは初出勤の時であった

静岡県立こども医療センターから神奈川県立こども医療センターに転勤したベイリーの経緯を今になって『もしも病院に犬がいたら~こども病院ではたらく犬、ベイリー~』で知ることができた

ベイリーが昼休みに、僕の机の横を通って外に出ていった

なぜかな?と思ったが

おしっこをしに行っていることはすぐに想像できた

そして、ベイリーが戻ってくると

僕の机のところで止まった

不安な僕を癒しに来てくれたのかな

優しい目で見つめ

撫でてくれ~と

仕事の目ではなく

今は休み時間だから、たくさん撫でて~と言っている

僕は時間の許すかぎり撫でた

でも、癒されているのは僕のほうである


週1回の出勤の楽しみはベイリーに会うこと

そして、共に仕事をするアニーのお腹をさすること

昼休みが待ち遠しい

幸せのひと時はあっという間に終わってしまう

お仕事行っておいで~と送り出す


2020年4月から所属が変わり

事務室の机から移動となり

ベイリーに会えなくなった

一瞬、撫でたのは1回だけだった


そして、お星さまになったというニュースが入ってきて

その後、廊下にベイリーを称える写真が飾られた


『もしも病院に犬がいたら~こども病院ではたらく犬、ベイリー~』

涙が止まらず、一気読みした

ベイリーの優しさが心に響いた

日本でファシリティドッグを実現させた森田優子さんの素晴らしさ

ありがとうという言葉しかでてこない


ありがとう

ありがとう

ありがとう






閲覧数:62回0件のコメント

Comments


bottom of page